台風凄いですねー！
そのあとの前線もヤバそうですねー！
大きな被害が起こらなければよいのですが

今年の七夕は雨のようで、ちょっぴり悲しい、ロマンチストな☆りんご☆です。

今回は前々から記事にしたいなぁと思っていた、過去に行った「なんとも言えない」素敵なキャンプ場の話です。

「なんとも言えない」

記憶も少し曖昧なのですが、今回もお付き合いいただければと思います(落語家口調で)

今から2年前のお話。
兵庫県の「ハチ北高原」の辺りに無料のキャンプ場があるらしいから、行ってみない？と、旦那。

「ハチ北高原」とは、兵庫県民お馴染みのスキー場。小学生の時のスキーキャンプといえば「ハチ・ハチ北」でした。

夏は雪もないし、涼しくて気持ち良さそう！
そう思い、期待を胸に出発！

細い道を通り、現地に到着。(はっきり場所覚えてなくてごめんなさい)
確かに涼しい。けど、日影過ぎてジメジメしてるし、虫が凄い！
飛んで刺してくる系奴らが攻めてくる。
私は余り虫刺されされないけど、旦那と息子は餌食にされるので「ここは危険」と判断し、場所移動することに。

キャンプモードになっているので、今さら帰りたくはない。
必死で検索。

なるべく近くのエリアで、なるべく安価で、なるべく人が少なそうな所。

突然だけど行けるのかな？なんて不安もあったけど、一件「炊事場」あり、「トイレ」あり。の所が。価格も確か「一人500円」。連絡先は「○○さん」名前は忘れたけど、普通のお家の連絡先っぽかった。

とりあえず連絡。
「今日キャンプ出来ますか？」
「出来るよー！△△町の○○の家まで来てね！説明するからー！」と。

△△町の○○さん家に向かいました。
○○さんのお家はお宿をしてるのかな？よくわからなかったのですが、その△△町でキャンプ場を管理されてるそうで、毎年管理人が変わるらしい。

大きいグランドがあるから、その横がキャンプ場。駐車場は近くにあるから止めてね。と、諸々の説明を受け、お代を払い、いざキャンプ場へ！
どうやら我々だけらしい！
やった！
貸し切り！
見えてくるグランド！
あそこじゃない？！
ワクワクドキドキ！
どんなところかな？
左手のトイレ、綺麗な感じ！
炊事棟あるある！
で、どこがサイトだ？！
どこにテント張る？

ついたところは「Ｎ学院の合宿、練習中のグランド」だった。
Ｎ学院は兵庫県の私立高校なんだけど、ラグビー部員がガッツリ練習している。
そのグランドの横にテントを張る？張っていいの？？
絶対学生は「なんなんだ？！」と思うよね。
けど、場所はそこしかない。

勇気を出そう。
設営。
微妙に感じる視線。

けど、炊事棟はすぐ側だし、合宿君が帰れば誰もいないし、トイレも少し歩くけど、比較的綺麗で！

何を作って、何を食べたかも記憶が曖昧。
何よりも、恥ずかしさが勝ってしまって(笑)
多分BBQしたような気が…。チャレンジャーだな。

その日は早めに就寝。

「ガォーガォー」

聞いたことのない様な音が響く。
恐れる息子。
「熊？」旦那に聞くと「多分、猪」
多分って？！

「ガォーガォー」

近づいて来るようにも感じる音。
あの夜ほど怖いものはなかった。(と、言ってもこないだの加悦の夜も獣の足跡か人の足跡かしてた。あれも、怖かった)

いつの間にか寝ていた。
朝が来たようだ。

「△○×☆○△☆□！」

よくわからない、旦那の声。

スズメバチ？アシナガバチ？
ヤバイハチがテントの前室に入っていたらしく、命の危険を感じたらしい。

生きててよかった。

そんな感じで迎えた朝。

ハチに怯えながらも、朝ごはんをいただいて、コーヒーを飲み、やっぱキャンプはいいねぇと。

そうこうしてるうちに、合宿君がやって来た！
早いね！
お空も向こうに怪しい雲。
少し早いけど、撤収しようか。とキャンプ場に別れを告げる。

と、車の前で別れを惜しんでいた時、一台のバスが。

中から大量のおば様達が出てきた。

バスには「お花の会」と書かれていた。
オープンエアーで生け花でもするのかな？

炊事場の周りに群がり始めたおば様達。

間一髪。早く撤収して良かった。

車の中で
「どうだった？！今回のキャンプ？」
と旦那に聞くと
「何とも言えんなぁ(笑)」と。

その時、空からポツリ、ポツリと雨が降ってきた。
降る雨を眺めながら、おば様達の事が気になったりんごでした。

勇気のある方は、是非合宿中のグランドの横でキャンプしてみてください♪