あの日あの時あの場所で「あの人」たちに出会わなければ、ブログを書くこともなかったし、おしゃれキャンパーを目指すこともなかっただろう。

私たち一家の価値観が180度変わるきっかけとなった「あの人」たち。

いつものように、いつものスタイルでキャンプをしていた私たち。

持ち物は必要最低限で収納は段ボールとやたらと大きいトートバッグ。中には適当に詰め込まれ、どこに何が入っているかはよくわかっていない。
ものを探すときはドラえもんのように「あれでもない」「これでもない」と。
あったらラッキー、なければ仕方ない。そんな常態。

日が昇れば起き、沈めば寝る。元気があれば夜焚き木をする。

ご飯は、夜はだいたいBBQ。朝はホットドッグで気が向けばホットサンド。昼は軽食。どこかに食べに行ったりすることも。

子どもが小さいを言い訳に、ただ「外で過ごす」だけだった。

それでよかった、それで楽しかった。

しかし、今年の連休にお気に入りのキャンプ場に行ったときの事。ふと、周りを見ると、明らかに「映え」を意識した風のキャンパーの多いこと！！！！
年々、なーんかなーんかキャンプ場におしゃれな人が増えてきてるなぁ。なんて思っていたけど、今年は明らかに格差が出てると実感。

子どもが少し大きくなってきて、周りを見る余裕が出来てきたからかもしれませんが、急に自分達が恥ずかしくなってきました。

中でも私たちのサイトの前の軍団が「超おしゃれキャンパー」！！！
子どももたくさんいるのにどうしてあんなに余裕があるの？！
私たちと何が違うのー！！！！
素敵すぎるサイトにドキドキが止まりません！
あまり、ジロジロ見すぎてもやらしいしなぁ…。と思いながらも見れずにはいられません。

それはまるで「グランピング」
それはまるで「バー」
それはまるで「新しいキャンプの見本」

のようでした。

ノルディスクのテントに焚き木を囲んだ素敵な大人たち。騒ぐでもなく、喋りながらお酒をたしなんでいる。イスは見事に統一されたウッディーテイストなもので。(どこのものかはわからないけど、絶対いいイスだー！)

その横には驚くまでに素敵に収納されたキッチングッズ、お酒たち。お酒も品揃え豊富で。(私もご一緒したいわぁ！)

その隣のサイトにも同じようにバーのようにお酒が並んで、ラグがひかれたその上には、おしゃれなエアー式のリビングソファーが置かれており…。(後にそこも軍団のゾーンだと知り、さらに衝撃！)

我が家の焚き木の炎の向こう側に見える景色はまさに別世界でした。(マッチ売りの少女の世界)

ジロジロ見すぎてもやらしいとかいいながら、がっつり見てしまいました。すみません。

ここで私のキャンプに対する価値観が変わりました。同時に旦那も同じことを思っていたようで。

無造作に置かれた段ボールが恥ずかしくなり…。

「変わろう！あそこまではなれなくても、おしゃれキャンパーを目指そう！」

その日から私たち夫婦の頭は寝ても覚めても「キャンプ」のこと。

そして、始まった改革。

まず今週は「爆買い」

おしゃれキャンパーへの道。次回へ続く。